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SEL24105Gという万能レンズ [機材・レビュー]

Color without forests
α7S + SEL24105G


SEL24105Gが到着して何回か撮影に持ち出す機会がありましたので、フィールドで使用した結果から軽くレビューでもしたいと思います。

SEL24105Gもレンズ補正が前提となっている模様で、JEPGでの出力結果とRAWでの出力結果は変わってきます。レンズ補正が入っているので杉林もきれいに並んでいますが、105mmのレンジでは未補正のRAWでは糸巻き型の収差が容易に確認できます。これを問題とする気はもう無く、ミラーレスはフィルムでの使用を考えなくて良いので、こういうものだという認識に変化してきています。
EVFを強烈に毛嫌いしていた自分ですが、使ってみるとメリットが多いことを理解したのと同じように、補正が入ることでレンズのサイズをある程度は小型にすることができるはずで、むしろこれ以上の大きさというのは望むべくもないという考えに変わってきています。
 
 Above
α7S + SEL24105G


24mmから105mmという焦点距離をカバーしているこのレンズは本当に使い勝手が良く、多くの被写体をカバーしてくれます。ある場所に撮影場所を絞る場合はそこで機材を広げるのでレンズなども交換しやすいのですが、あちこち歩いて被写体を探すという場合はレンズ交換の頻度を大きく削減する事ができます。
また、広角と標準、中望遠と切り替えることができるので、一つの場所でも表現方法を切り替えるということができます。スナップでも良いでしょうし、風景を撮影するにも使いやすいレンズです。

色のりは多少良いという程度でこってりというほどではない模様です。雲の輪郭を出すためにハーフNDフィルターを使用して地上部分との輝度差を低減していますが、ほぼ見た目の色に近い朝焼けの色です。


Ends
α7S + SEL24105G


フルフレームでの撮影なので被写界深度は浅くなりますから、手前から奥までの多くにピントを合わせるためにはしっかりと絞り込む必要があります。十分に日の光がある日中は手持ちでもいけるでしょう。また、レンズ側での手ぶれ補正も持っているため、ある程度であれば夕暮れなどに三脚を使用せずに撮影が可能になります。上記の写真ではありませんが、105mmのレンジでは1/25で手ぶれを防いで撮影することができました。それ以上は三脚を使用していたので不明です。

α7Sは高感度に強いためブレに関しては三脚を使用する必要は無いかもしれませんが、構図を決めるために三脚を使用します。


It was closed
α7S + SEL24105G


中央部にある氷に閉じ込められた枝の解像度は非常に良好です。1枚目の杉林の写真の原版を見ると分かるのですが、四隅の解像度も素晴らしいものがあり小枝の1本まで解像しています。レンズ補正を切ったRAW画像を確認しても、四隅はしっかりと解像しています。
杉林の写真はF16まで絞っているのですが、最後に出てくる写真はF5.6での撮影であり、右下の隅を見ても非常に良く解像しています。

SEL1224Gを開放で使用した際にも良くできたレンズだと感じましたが、SEL24105Gにおいても解像度という点においては非常に良くできたレンズだと思います。ただし、使用しているボディが1200万画素のα7Sであるということは考慮が必要だと思います。最新のα7RIIIは4200万画素と比較にならない画素数であるため、その際にどのようになるかは別問題です。


It was opened
α7S + SEL24105G


太陽にレンズを向けたわけではありませんが、水面に反射した光を拾ってみました。当然ながら偽色はありませんし、きれいな光芒が出ているものもあります。対岸の白の色の階調もしっかりと残っています。
レンズの問題なのか本体のAF制御の問題のかは不明ですが、このシーンではフォーカスをがあったはずなのに画像ではピンボケという写真がかなりの割合でありました。

このレンズはリコールが発生しているので、購入された方はチェックされた方が良いと思います。自分のレンズの製品番号は対象の範囲内でしたが、実際にチェックを行うと対象外という結果でした。


Northan stars
α7S + SEL24105G


夜の撮影ではAFは不要となりMFによるピント合わせとなりますが、ピントリングの操作は非常になめらかでマイナス10度以下の氷点下でも行いやすいものになっています。手袋を使っての操作はあまり得意ではないので指先だけ露出していますが十分な操作性を持っています。SEL2470Zは金属製のピントリングなのでSEL24105Gの方が低温下は指に優しいですね。フォーカスリングも同じようになっており、トルクも十分です。

レンズのサイズが大きいことやゴム部分が多いということが、レンズ交換などを含めた夜の低温下での作業を行いやすくしているということもありました。自分は手の大きさが標準よりも大きいということがあるのかもしれませんが。



フィールドに持ち出した結果は、予想通り大きいことと重いことを除けば使いやすいレンズであることが分かりました。ただ、夜間の作業ではこの大きさが逆にプラスに働くということも分かりました。また、レンズ補正が前提であるもののF5.6からF16では周辺の解像度も十分であることが分かりました。
24mm~105mmと汎用性の高い焦点距離をカバーしており、開放F値が4と固定されていることから非常に扱いやすいレンズという印象を持ちました。テント泊での山行以外でEマウントを持ち出す際はSEL24105GとSEL1224Gを中心にしていきたいと思います。
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